’９８年１２月２９日（火） ＥＮＤＬＥＳＳ Ｌｉｖｅ ｉｎ 渋谷ＯＮ ＡＩＲ ＷＥＳＴ
ＥＮＤＬＥＳＳ ａｒｅ ＳＨＩＧＥ（Vo＆Ｇ） ＴＥＴＨＵ（Ｋｅｙ）
ＥＮＤＬＥＳＳの音源を少しばかりチェックしていたものの、まだまだわかんないものだった。
しかし、SHOXXなどのビジュアル系バンドであることに、間違いはないだろう。
さて、そのバンドのなかで、Yanzはどのように出てくるのか、とても興味深い。
ＯＮ ＡＩＲ ＷＥＳＴにＹａｎｚの登場！
久しぶりに見たＹａｎｚが、ちょっと違う人にも見えたのは、さすがにビジュアル系バンドを
意識するかのような、髪型＆メイクには一歩ひいてしまいそうだった。
しかしながら、曲が始まった途端にＹａｎｚのＢａｓｓが炸裂する。
この攻めて来る音。すこしばかり、重低音に欠けるような気もするけどね。
若い彼等のなかにいるＹａｎｚが、私にとっては不思議。
今までは、それほどの年齢ギャップなんて感じないところにいた彼が、たぶん、
ＥＮＤＬＥＳＳのふたりには、「お兄さん」的な存在なのだろうと思う。
それも、Ｙａｎｚには新しい挑戦になるのかな？
曲が進んでいくと、Ｙａｎｚがとても楽しそうに弾いているのを感じる。
やっぱり、この人も「ライブ」が好きなんだ。だから、こうしてステージに立っているのだろう。
そんなことを考えた。
ＥＮＤＬＥＳＳは、ＣＤで聞くよりもカッコイイと思った。
その理由は、もちろんＹａｎｚがＢａｓｓを弾いていることもあるけど、打ち込みの多いＣＤよりも、
生の音には、勝てないのだと思う。（私はこっちの方が好きだから）
若い二人は、とても無邪気な顔をする。ＭＣでいろいろ話して、ファンとのコミュニケーションを
とるあたり、初々しい（笑）
特に、アンコールでＴＥＴＨＵくんが、出てきて、ＳＨＩＧＥくんが出を待っている間に、
「唄いましょう。なにがイイ？」「歌ってもイイ？」などの会話があり、
Ｙａｎｚがマイクには通さなかったけど、「唄えよ」そんな会話があったみたい。
もちろん、それで歌ってしまうんだ。（笑） ボーカルではない彼が歌うとしっくり来ないものだね。
Ｙａｎｚもいろんなところで、メンバーとのアイコンタクトしていたみたい。
メンバー紹介のときには、ベースＹａｎｚが光っていた。それに気付いた子は、少ないんだろうけど（泣）
ずっーーと、おんなじフレーズを弾きつづけているの。単純なことほど、難しいと思うし、
そのフレーズが私はちょっと気に入っている。
Ｙａｎｚがこうしてバックにいることだけでも、もちろん嬉しい。
だけど、このメンバー紹介で、ＳＨＩＧＥくんがＹａｎｚのライブ情報を言ってくれなかったら、
きっと私は知らないですごしている。だから、とつても嬉しかった。
また、Ｙａｎｚにあえるね。
また、Ｙａｎｚの音が聞ける。
声が聞ける。それが楽しみで、すごく嬉しくて、胸が弾む。
そうそう、コーラスもしていたけど、奥居さんのときは、女性だから、Ｙａｎｚの声がすごい響いていたし、
いい絡みが出てたけど、今回のＳＨＩＧＥくんとは、ほとんど音域が近いから、Ｙａｎｚは抑えて歌っていた
ように感じます。それも、ちょっぴり残念ですね。
来年、またＹａｎｚに会いに行こう。そして、Ｙａｎｚの音を聴きに行きたい。
新曲が聞けるかな。期待しておこう。
'９７年９月２９日 Ｂｌｉｎｄ Ｄｏｖｅ Ｃａｓｅ ＬＩＶＥ ｉｎ 渋谷 Ｌａ.ｍａｍａ
Ｂｌｉｎｄ Ｄｏｖｅ Ｃａｓｅ ａｒｅ Ｙａｎｚ（Vocal&Bass）
Ｔａｋａｒａｋｉｒａ Ｇｏｔｏ（Ｇｕｉｔｅｒ）
Ａｔｓｕｓｈｉ Ｍｉｋｉ（ｄｒｕｍ）
気合をいれて、1列目をGETした。しかし、こんなに近くていいのか？なんて考えていたら、メンバーの登場。
「OH! 近い！ でかい！」
渋公では、あんなに遠かったのに、こんなに近くで見ている。
後藤さんだって、未来くんだって、こんな小さいライブハウスよりももっと大きい会場があうのに。
今日はどんな曲をやるのかが、楽しみだった。
DOVEの曲? それとも、新曲??
1曲目は、「BRAINWASHING」なんて、意外なもので見せつけてきた。
後藤さんのギターから始まる。久々に聴いた軽やかにも、重くもなるギター。
未来さんのドラムも変わってない。いや、3人がそのままＤＯＶＥなんだ。
バンド名が変わっても、３人は、変わりない・・・そんな感じを受けた。
しかし、この３人の生の音は、なんでこんなに迫力があるのだろう、他に入る隙間なんて、まったくない。重低音を響かしている間を抜けてくるように、後藤さんのハチャメチャそうなギターが響いてくる。
「サンセット・・・」（Yanz「Another Face」に収録 「混線」)のアレンジが全く違う。おもいっきり、テンポをおとし、別の曲のようだった。
メンバー紹介したのは、やっぱりうれしかったんだろうなぁ。
とくに、ニコニコするわけじゃないけれど、これだけかっこいい音楽を私達に届けてくれたら、文句ない！
うまく、表現ができません。
ただ、ただ、Blind Dove Caseをこの目で見れたことが、この耳で聴けたことが、嬉しいです。感激です。ずーっと、忘れられずにいて、よかったです。
ますます、パワステのLIVEが楽しみになりました。
'９７年１０月１５日 Ｂｌｉｎｄ Ｄｏｖｅ Ｃａｓｅ ＬＩＶＥ ｉｎ 新宿 ＰＯＷＥＲ ＳＴＡＴＩＯＮ
Ｂｌｉｎｄ Ｄｏｖｅ Ｃａｓｅ ａｒｅ Ｙａｎｚ（Vocal&Bass）
Ｔａｋａｒａｋｉｒａ Ｇｏｔｏ（Ｇｕｉｔｅｒ）
Ａｔｓｕｓｈｉ Ｍｉｋｉ（ｄｒｕｍ）
少し時間をおいてしまったので、うまく書けるか自信がないです。
"9th トリニティ"というイベントというよりも、私にはブラダブのワンマンライブのような気分でいました。
もちろん、Yanzの前をGETして、(真ん中で見るのも迷ったんですよ。)ドキドキしていた。ラママのときよりも、見ている人が多いし、パワステという会場が緊張に輪をかける。
前の2つのバンドがSEあっての登場だったから、ブラダブもSEがあるものと思ったら、なくて、いきなり出てきたのにはびっくり。なんだか、それもかっこよく感じてしまう。
曲順は、ラママと最初の3曲まで一緒だったけど、ラママよりますます冴えていた。
YanzのMCで、「遠いところからも、来てくれているので、命かけてやります！」なんて、カッコイイ。その言葉どおり、ベースのボディーに汗が滴り落ちるほど、熱く歌う。Yanzの声が好きだ。
ボーカルマイクから離れられないYanzとは、対照的に後藤氏は、クネクネして、中央によったり、後藤FANにセクシーさを発揮していましたね。(笑)
Yanzのソロのときの曲が2曲続いた。
「混線」「同じベッドじゃ眠れない」
「同じベッドじゃ眠れない」は、私はライブで3バージョン聴けたことになる。まず、Yanzのソロ、奥居香のライブ、そして、Blind Dove Case。
どれもメンバーが違うので、雰囲気が全く変わっていると思います。どうしても、CDのイメージが強く残っているので、個人的には、Yanzのソロのが好きです。
「ドライフラワー」「ラクダ」をやったとき、CDでしか聴いたことがないから、ライブでの再現能力もあって、かつライブのノリというか、そういうイイ味が加わって、ホレボレした。そして、この曲がもう5年とか、6年も前なのに、今も変わらずに出来て、それを聴いている人々がココにいて、なんだか、音楽の偉大さを感じてしまいました。(笑)
未来さんのドラム、体に悪そうな叩き方に見えてしまう。DOVEの頃、未来さんがコワイ感じに見えていたけれど、なんだか、全く違って、コーラスは、綺麗な声だし(あんなに叩きながら、息もいれずにあの声が出るのか不思議だ)、Yanzのメンバー紹介をしようとしたし。
やはり、何よりも嬉しかったのは、今後も「ＣＤとかＬＩＶＥで、やっていきます!」という言葉だった。一番、知りたくて、ウズウズしていた言葉だった。
また、いいバンドに巡り逢えた。
これから、どんな形でBlind Dove Caseが私たちを楽しませてくれるか、喜ばせてくれるのか、待ち遠しいです。
１９９７，９，１６． 奥居香ＬＩＶＥ ｉｎ 渋谷公会堂
以下は、当時ニフティサーブの音楽フォーラムにおいて書いたものをそのまま写しました。
当時は、ブラダブのＬＩＶＥを控えており、かなりフォーラムないで盛りあがっていました。
ＤＯＶＥツリーのみなさん、こんばんは。
少し遅れましたが、９／１６渋谷公会堂にて、奥居香ＬＩＶＥを見てきましたので、Ｙａｎｚの報告をします。
バックバンドとしてのＹａｎｚなので、期待はしないようにしていました。
しかし、音が出てみると、やっぱりＹａｎｚの音は、かっこいい。シビレました。
それに、彼の久しぶりの声。
ＬＩＶＥで聴くのは、'９６，２，２７．以来です。奥居さんとの重なり合うコーラスが、とてもこのバンドには、必要なのだと感じるほどです。
また、ドラムの田中さんの迫力ある音。友森さんのリズミカルなギターが、ますます気持ち良かった。
中盤になって、Ｙａｎｚの作詞「サイコプリズナー」
ＬＩＶＥバージョンになって、ギターソロのあとに、ながーいベースソロ！！
Ｙａｎｚらしいソロです。ベースでも高音を奏でる。
このベースに惚れる人は、この渋公にいったい何人するだろう？
ただ、ただ、そのベースに聞きほれてました。
「あー、見に来てよかった」
そして、ＭＣタイム。奥居さんのＬＩＶＥは、初めてなので、長いＭＣになったのには、ちょっとびっくりしました。
そして、メンバー紹介。
ドラム、ギターの紹介のあと、Ｙａｎｚ。
奥居「ＢＡＳＳのＹａｎｚ。彼は前にＤＯＶＥっていうバンドをやっていて、ＢＡＳＳ＆ＶＯＣＡＬのいい声を出すの。だから、一緒にやってみたかった一人です。
今度、またイベントに出るそうなので、ぜひ見に行ってください。
そして、今日は特別に彼の歌声を聴いてもらいましょう。」
（内容は、こんな感じ。言い回しは違います。）
そして、彼は歌いました。少しだけ照れるようなしぐさをして、そして、一呼吸したあと、「同じベッドじゃ眠れない」
私は、Ｙａｎｚの歌が聴けることさえもびっくりしてしまった。
その瞬間から、全身がブルブル震えてしまって、止まらない。
「同じベッドじゃ眠れない」を歌うのも意外だった。
何よりも感動したのは、渋谷公会堂という場所で、大音量で、彼のＢＡＳＳ＆ＶＯＣＡＬを聴けたことに、ドキドキ。
ＹａｎｚのＬＩＶＥでさえ、まだ数回しかないから、久しぶりだったから、私自身が緊張してしまったようです（笑）
せっかく、Ｙａｎｚが歌っているというのに、私の身体は硬直していました。
リズムにのらなきゃぁって、思うけど、全身の震えが止まらない。
改めて、自分がここまで、心を奪われてしまうほど、Ｙａｎｚの音楽に惹かれているのだと、実感しました。
だからこそ、ＤＯＶＥが解散したつて、いままでずーっと聴いてこれたんだよね。
だからこそ、Blind Dove Caseの誕生をこんなに喜んでいる。
ここ数ヶ月、こんなに身体が勝手に反応してしまうLIVEに行ってなかったと思う。
その気持ちを忘れたくないと思いました。
長くなって、すいません。
以上、９／１６Yanzの感想でした。
自分でも今読むと、おかしい表現があるけど、興奮して書いていることが分る。
私には、このLIVEをみて、感じたことで、大切なものを知った気がする。（‘99年8月）