愛の味


このサイトは、ｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙが出演したＴＶ、ラジオなどからの話しを
独自に編集しました。
今だから、好きなバンド、好きなメンバーのことを書いてみようと思います。

これをまとめられたのは、友達のＹさんがいてくれたからデス。感謝します。

１時間番組のテープおこしなんて、ツライです。(泣)とっても、ＰＯＷＥＲ　ＺＺＺなんて、出来そうにない。(泣)

ＮＯ，００３

１９９５，８，２４．ON　AIR　　別冊パワージャングより　（たぶん、札幌のＴＶ放送）

ボーカル大西貴美さんがインタビューで答えています。
喉かな新緑あふれる公園？　ログハウスのような喫茶店？で、紅茶を飲みながら、
貴美さん一人がひっそりとわたしたちに語りかけるように、いろいろな話を教えてくれます。

（きっと、この番組を知らない、見ていないファンのほうが、多いでしょう。）


　生活信条
　ぼくたち、なんでｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙをやっているかというと、インディーズで５年やってきて、いろいろ考えるんですよね。
なんで、音楽やってるんだろう、それこそ、絵を書いてもいいし、映画を作ってもいいわけですし、
なんで、音楽をやっているか、っていうと、
リーダーの山口一久が言ったんですけど、ひとこと言ったんですね。
「ひとりじゃぁ、何も出来ないからなぁ」
その言えてるなぁと思ったんですね。一人じゃぁ何も出来ないから、ｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙというバンドをやっているんですね。
なんでも、そうだと思うんですよね。
音楽創るうえでも、ものをつくるっていうことでも、『ひとりじゃぁ、何も出来ないんだよ』いつも、僕はこころに留めておいているんです。
そして、周りの人にいつも感謝しているんです。感謝しないと、ダメだ。


　　指輪を作るのが趣味？
　　一式あるんですよ。バーナーを筆頭に、・・・彫金グッズが。
全部、板金からありまして、溶接して、ヤスリでなめして、・・・
動機はすごくシンプルで、これは、音楽をやる上で、一緒なんですよね。
東京に住んでいると、綺麗な指輪がたくさんあるんですね。
でも、女性のものだから、サイズが合わなくて、じゃぁ、作るか。・・・というのが、動機で。
ｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙが音楽を創るのも、「楽園」「人工楽園」の音を他の人がやっていたら、ぼくたちはやってなかった。
すくなくても、ボーカル大西貴美は、ここには、必要ないと思っているんです。
単純に誰もやってなかったから、やってるっていう、動機としては、単純で、この指輪を作ることと一緒なんですよ。
欲しいものがあるんだけれども、それが巷にはないから、やっちゃおう。そういって、集まったのがｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙの
５人なんですよね。


　　恋愛観について
　僕、ぜんぜん容貌って関係ないんでよ。
いろいろなんども好きになるんですけど、みんな違うんですよ。たぶんどっか共通しているんでしょうけどねぇ。
素直な子が好きなんですね。
素直さって、人によって違うでしょ。その人の価値基準で、違うますよね。
自分の気持ちに正直な子が好きですね。それが巷では、意地悪な子だったとしても、その子にとって、
正直だったら、それでいいんですよ。嘘つかない。
それで、僕はそのスタンスがわかれば、付き合える。そういう意味では、スタンスが分る女性が一番・・・


　　仲間？
　　ぼくにとって、いちばんかけがえのないもの。
なんでもそうなんですけど、最終的に決断くだすときには、当の本人が決断くだしますよね。
ただ、そこに至るまでの過程があって、いろいろな仲間に、こっちいちゃダメだよ。こっちおいでよ。
って、言われながら、今、僕はここの場所ににいると思うんですよ。
すごく仲間って、大切にしたいものですし、感謝したいものですね。



　　ｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙで何を伝えたいか？
　　僕が音楽を聞いて、ものを作りたい、ものを作ること、音楽を創り、幸福感を得られたのは、
いろんなものこどに対して、気付いたことが多かった。
なんで、こんなにズキズキ突き刺さってくるのかとか、これはなんで感動させるのかとか、・・・・
人って、人間ですから、花でも植物でも動物でもないですから、人間にしか人間の気持ちはわからないですから、
気付かないで時を過ごせる人もいると思うんですけど、それは、悪いことじゃぁないと思うんです。
音を聴いて、ぼくは、いろんなことに気付いたんで、
ｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙの音をＣＤとか、ラジオとか聞いたときに、感動とか、なにか感じたら、
その子は、何かに気付いた瞬間なんだと、思うんですよね。
音楽に限らず、それまで感じなかったことに、何か感じて、
なんでココにいるんだろうとか、なんで感動するんだろうとか、何かを気付いてほしい。
僕達は何かを気付かせるために、音楽をつくってる。

すべての物をつくる仕事って、何かを気付かせるためなんだと思うんですよね。
もにのを作るのは、与えることではなくて、気付かせること。
物質でも、なんでもないですね。
ものをつくるっていう仕事につけたことは、ぼくは幸せだなって思ってます。


　　幸せを感じる瞬間
　　当たり前にしていることが、いちばん幸せだったりしますよね。
当たり前っていうことが、いちばん大変なことだったりして。
よく思うのは、
『暮らす』ってことは、思いのままにできると思うんですけど、
『生きる』ってことは、思いのほかたいへん。
いつもそれが幸せだと思わないと、生きていくことは、思いのほかに大変じゃぁないかなと・・
生きていくって自分の中で幸せだと思わないと、
ぼくは、いつも幸せだなって思うんですよね。それは、ぜんぜん嘘じゃぁない。
格言で、「類は友を呼ぶ」っていうけど、
幸せだ、幸せだって、思っている人間が集まっているんですよね。ｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙもそういう集まりかもしれませんね。
社会に対する漠然とした不満とか、不安とか、人間ですから、あると思うんです。
最終的には、自分たちが何やってるか、音楽を創って、ものを表現する
それを聞いたひとたちが、幸せになっていく。
ぼくたちは、幸せなところでやらせてもらっている。
そう考えてますから、いつも幸せなんです。



　ＴＶをみているファンへ
　ＴＶをみている札幌のみなさん、ぼくたちｍｏｄｅｒｎ−ｇｒｅｙは、８／２９札幌メッセホールでライブをやります。
札幌の街は、印象深いものがありまして、始めていったことに、なんでぼくたちをこんなに暖かく迎えてくれるんだろう、
感激したことがあります。
今回のツアーの「人工楽園ｖｅｒ．２，０」は、前回と同じように楽しくやりたいと思うんですけど、
それにプラスアルファーで、きみたちを驚かすことをやろうと思っていますので、
ぜひ、足を運んでください。一緒に楽しみましょう。